リフォームのお金に対する考え方と訪問販売について
2024/05/28
横浜で屋根工事・塗装工事を主としたリフォームの花咲です。
本日は施工事例ではなく2点、お伝えしようと思います。
一つは「リフォームをするタイミング時のお金」についてです。
恐らく皆さんがリフォームをする際にお金が掛かるという認識でなかなか二の足を踏んでしまうのではないでしょうか?
当然、リフォームは決してお安いものではありません。大体人生に於いて高額な買い物といえば「家を買う」「車を買う」「リフォームをする」の3つくらいなのですから。
しかしあまりに安い工事料金だと当然業者は「それなりの工事」になってしまいます。弊社では決してそのような事をしないと断言しますが、業者側の言葉を借りるとすれば「安く仕事を請け負ったわけだからココの材料はランクを下げよう」とか考えます。この気持ちも分からなくはありません。もっと悪質だと(塗装工事の場合であれば)塗料を薄めて使用するのは有名な話ですね。
しかし施主側からしたらやはり少しでも安くしてほしいという気持ちも分かります。いざ有事の際にお金が足りずに困ってしまう事もよくある話です。
ここから先は自分のお客さんに教えてもらったのですが非常に理に適い負担も気持ち軽減する話だなと思ったので是非知って頂きたいと思います。
例えば新築で家を購入した場合、毎月たった1万円を貯金すればいいのです。1万円の貯金であればそこまで痛くないですよね?それを1年間貯金すれば12万円貯まります。新築の場合、よほどの理由がない限り大体10年位経過してからリフォームを考えます。すると12万円×10年で約120万円貯まるわけです。
家の大きさにもよりますが120万円あればかなり余裕が出ると思います。「塗装工事のみであれば」ほぼ出来るのではないでしょうか?そこで更にもう少し貯めておけば高額である屋根工事も出来ます。
是非参考にして頂ければと思います。
さてもう一つは「悪質な訪問販売業者について」です。
今自分は逗子の小坪でリフォーム工事をしています。(こちらのお客さんはまだ弊社が10年前に立ち上げて間もない頃に借家の外装工事を頂きまして当時そこに住んでた方が「もし自分たちが家を買ったら是非リフォームは中村さんでお願いするね」と言って下さってその約束を覚えてくださったんです。有難い話ですよ、ホント)
小坪は立地や土地柄故に悪質訪問販売業者がよく狙う場所です。
予想はしていましたがやはり今回も訪問販売業者が来ていました。少し遠目から自分たちの現場を見ていたので恐らくウチの現場を利用して「あそこの現場は実は弊社の現場なんです!」と嘯いて地元の人達に安心感を与えて仕事を取ろうという魂胆が見え見えです。
実際に何人かの住人は弊社の現場に来て何か言いたげにコッチを見てたので自分から「どうしたのお婆ちゃん?もしかしてリフォームに興味あるの?」って聞いたら「実はさっきお宅の会社の人が来て・・・」って言うんです。
「お婆ちゃん、今この現場には俺しかいないよ。俺来てないでしょ?こんな顔じゃなかったでしょ?」って聞いたら当然違ってたと言ってました。そしたら他の近所のお婆ちゃんも来たので悪質な訪問販売だから気を付けてと注意喚起しましたが・・・まぁ本当にあの手この手で色々やるなとある意味感心します。
挙句に以前に自分がリフォーム工事をさせてもらった小坪のお客さんのところにも来てました。
奥さんに聞いたら「すぐ前の団地の工事を以前に請け負ってた会社ですが実はお宅の屋根の板金の釘が抜け掛かってて棟板金の中の木が見えているので危ないですよ」って言われたらしいので、一言「次その業者来たらバーカって言ってやった方がいいですよ!!」
「冷静に考えてください。本当にその団地の仕事を請け負った会社であれば団地に施工業者聞いてそこに電話して確認すればいいんですよ、まずはそれが1つ。次に板金の釘?釘はどうしても年月が経つと釘が抜けてきたりするんでビス使ってますよ。しかも団地から釘の抜け掛けが見えたというのであれば(そこそこ距離があるので)相当な視力の持ち主ですよ。それこそ日本人じゃなくてアフリカの人ですかね?あと棟板金の中の木が見えたと言ってたけど、ウチその部分は黒い樹脂使って木は使ってないっすよ。もうその時点で実は何も見えてなくて適当だったって事が分かりますよ」と言ったら奥さんも「確かに言われてみればおかしい!!中村さんが偶然通り掛かって教えてくれなければ危なかった~」と言ってました。偶然ではなく訪問販売業者が出回っているのを知っていたので、小坪で自分が関わらせてもらったお家だけでもその事を伝えなきゃと思って駆け回ってた事もお伝えしました。
しかしまだこのような手口を使うんですね。しょっちゅうニュースでもやっていますがまだなかなか浸透されてないのかなと思うのですが実はそこにも巧妙な手口を使ってうまく隙間をついてきてるなと思います。
さてここからは必ずしもそうとは言えないからお伝えするか悩みましたがしかし高確率で怪しい業者と思った方がイイ、若しくは警戒してほしいという事を箇条書きにします。
1、よく職人が使う三段はしごや二段はしごを積んだプリウスやプロボックスなどの所謂ステーションワゴン系の車は警戒した方がいいです。そもそも本当に外装系の職人であればそのような車は乗りません。だって道具や資材が乗らないですもん。基本外装系の職人が乗る車は軽トラック、軽バン、ハイエースなど道具がたくさん載せれる車です。という事はそのようなステーションワゴン系の車で来る業者の多くが「職人風の格好をした営業」だと思っていいと思います。
2、感じよく町内で「こんにちわ~」とか言ってくる職人の格好をした人も注意が必要です。ようは「気のイイ人」を装っています。自分もよく挨拶はしますがそれは現場の近所(昔で言えば「向こう3件両隣」)くらいの範囲です。(現場の立地にもよりますが)
何故ならそのくらいの距離感であれば現場工事中にしょっちゅう顔を合わせる可能性が高いからです。むしろそれ以上広範囲で挨拶して回ってると相手側からしたら「誰??」なんです。なんとなく挨拶されたから挨拶をし返してくれるであろうが恐らく相手は「誰??」なんです。
その「気のイイ人」を演じて町内に溶け込み虎視眈々と狙うのが訪問販売になります。
勿論、訪問販売業者の全てを否定するつもりはありません。ただ非常に高確率でこのような業者は警戒をした方がイイですよという事例です。
弊社では訪問販売はしません。チラシを投函します。しかしチラシ1枚だって経費です。大手ではないのでチラシの効果が決して高くないことを知っています。なので出来ればチラシを黙ってポストに投函はしたくないというのが本音です。
インターホンを押して外に出てきてもらって直接手渡しでチラシを渡したいです。「どのような人間が経営しているリフォーム会社なのか(人間性)を目で見てもらいたい」「願わくばリフォーム業界の思いも聞いてもらいたい」という気持ちはあります。どんなにネットが普及しても最後は人と人だと思いたいし、そこに勝るものはないと強く願っていますので。
しかしこれはコッチの勝手なエゴなので相手が「この人も訪問販売」と思ってしまったらそれは叶わないのです。
そういう部分では非常にやりづらい世の中にはなっていますね。
長文になっていまいましたが是非読んで頂けたらと思います。
本日は施工事例ではなく2点、お伝えしようと思います。
一つは「リフォームをするタイミング時のお金」についてです。
恐らく皆さんがリフォームをする際にお金が掛かるという認識でなかなか二の足を踏んでしまうのではないでしょうか?
当然、リフォームは決してお安いものではありません。大体人生に於いて高額な買い物といえば「家を買う」「車を買う」「リフォームをする」の3つくらいなのですから。
しかしあまりに安い工事料金だと当然業者は「それなりの工事」になってしまいます。弊社では決してそのような事をしないと断言しますが、業者側の言葉を借りるとすれば「安く仕事を請け負ったわけだからココの材料はランクを下げよう」とか考えます。この気持ちも分からなくはありません。もっと悪質だと(塗装工事の場合であれば)塗料を薄めて使用するのは有名な話ですね。
しかし施主側からしたらやはり少しでも安くしてほしいという気持ちも分かります。いざ有事の際にお金が足りずに困ってしまう事もよくある話です。
ここから先は自分のお客さんに教えてもらったのですが非常に理に適い負担も気持ち軽減する話だなと思ったので是非知って頂きたいと思います。
例えば新築で家を購入した場合、毎月たった1万円を貯金すればいいのです。1万円の貯金であればそこまで痛くないですよね?それを1年間貯金すれば12万円貯まります。新築の場合、よほどの理由がない限り大体10年位経過してからリフォームを考えます。すると12万円×10年で約120万円貯まるわけです。
家の大きさにもよりますが120万円あればかなり余裕が出ると思います。「塗装工事のみであれば」ほぼ出来るのではないでしょうか?そこで更にもう少し貯めておけば高額である屋根工事も出来ます。
是非参考にして頂ければと思います。
さてもう一つは「悪質な訪問販売業者について」です。
今自分は逗子の小坪でリフォーム工事をしています。(こちらのお客さんはまだ弊社が10年前に立ち上げて間もない頃に借家の外装工事を頂きまして当時そこに住んでた方が「もし自分たちが家を買ったら是非リフォームは中村さんでお願いするね」と言って下さってその約束を覚えてくださったんです。有難い話ですよ、ホント)
小坪は立地や土地柄故に悪質訪問販売業者がよく狙う場所です。
予想はしていましたがやはり今回も訪問販売業者が来ていました。少し遠目から自分たちの現場を見ていたので恐らくウチの現場を利用して「あそこの現場は実は弊社の現場なんです!」と嘯いて地元の人達に安心感を与えて仕事を取ろうという魂胆が見え見えです。
実際に何人かの住人は弊社の現場に来て何か言いたげにコッチを見てたので自分から「どうしたのお婆ちゃん?もしかしてリフォームに興味あるの?」って聞いたら「実はさっきお宅の会社の人が来て・・・」って言うんです。
「お婆ちゃん、今この現場には俺しかいないよ。俺来てないでしょ?こんな顔じゃなかったでしょ?」って聞いたら当然違ってたと言ってました。そしたら他の近所のお婆ちゃんも来たので悪質な訪問販売だから気を付けてと注意喚起しましたが・・・まぁ本当にあの手この手で色々やるなとある意味感心します。
挙句に以前に自分がリフォーム工事をさせてもらった小坪のお客さんのところにも来てました。
奥さんに聞いたら「すぐ前の団地の工事を以前に請け負ってた会社ですが実はお宅の屋根の板金の釘が抜け掛かってて棟板金の中の木が見えているので危ないですよ」って言われたらしいので、一言「次その業者来たらバーカって言ってやった方がいいですよ!!」
「冷静に考えてください。本当にその団地の仕事を請け負った会社であれば団地に施工業者聞いてそこに電話して確認すればいいんですよ、まずはそれが1つ。次に板金の釘?釘はどうしても年月が経つと釘が抜けてきたりするんでビス使ってますよ。しかも団地から釘の抜け掛けが見えたというのであれば(そこそこ距離があるので)相当な視力の持ち主ですよ。それこそ日本人じゃなくてアフリカの人ですかね?あと棟板金の中の木が見えたと言ってたけど、ウチその部分は黒い樹脂使って木は使ってないっすよ。もうその時点で実は何も見えてなくて適当だったって事が分かりますよ」と言ったら奥さんも「確かに言われてみればおかしい!!中村さんが偶然通り掛かって教えてくれなければ危なかった~」と言ってました。偶然ではなく訪問販売業者が出回っているのを知っていたので、小坪で自分が関わらせてもらったお家だけでもその事を伝えなきゃと思って駆け回ってた事もお伝えしました。
しかしまだこのような手口を使うんですね。しょっちゅうニュースでもやっていますがまだなかなか浸透されてないのかなと思うのですが実はそこにも巧妙な手口を使ってうまく隙間をついてきてるなと思います。
さてここからは必ずしもそうとは言えないからお伝えするか悩みましたがしかし高確率で怪しい業者と思った方がイイ、若しくは警戒してほしいという事を箇条書きにします。
1、よく職人が使う三段はしごや二段はしごを積んだプリウスやプロボックスなどの所謂ステーションワゴン系の車は警戒した方がいいです。そもそも本当に外装系の職人であればそのような車は乗りません。だって道具や資材が乗らないですもん。基本外装系の職人が乗る車は軽トラック、軽バン、ハイエースなど道具がたくさん載せれる車です。という事はそのようなステーションワゴン系の車で来る業者の多くが「職人風の格好をした営業」だと思っていいと思います。
2、感じよく町内で「こんにちわ~」とか言ってくる職人の格好をした人も注意が必要です。ようは「気のイイ人」を装っています。自分もよく挨拶はしますがそれは現場の近所(昔で言えば「向こう3件両隣」)くらいの範囲です。(現場の立地にもよりますが)
何故ならそのくらいの距離感であれば現場工事中にしょっちゅう顔を合わせる可能性が高いからです。むしろそれ以上広範囲で挨拶して回ってると相手側からしたら「誰??」なんです。なんとなく挨拶されたから挨拶をし返してくれるであろうが恐らく相手は「誰??」なんです。
その「気のイイ人」を演じて町内に溶け込み虎視眈々と狙うのが訪問販売になります。
勿論、訪問販売業者の全てを否定するつもりはありません。ただ非常に高確率でこのような業者は警戒をした方がイイですよという事例です。
弊社では訪問販売はしません。チラシを投函します。しかしチラシ1枚だって経費です。大手ではないのでチラシの効果が決して高くないことを知っています。なので出来ればチラシを黙ってポストに投函はしたくないというのが本音です。
インターホンを押して外に出てきてもらって直接手渡しでチラシを渡したいです。「どのような人間が経営しているリフォーム会社なのか(人間性)を目で見てもらいたい」「願わくばリフォーム業界の思いも聞いてもらいたい」という気持ちはあります。どんなにネットが普及しても最後は人と人だと思いたいし、そこに勝るものはないと強く願っていますので。
しかしこれはコッチの勝手なエゴなので相手が「この人も訪問販売」と思ってしまったらそれは叶わないのです。
そういう部分では非常にやりづらい世の中にはなっていますね。
長文になっていまいましたが是非読んで頂けたらと思います。