港南区日野南 Y様邸

2022/02/09

横浜で屋根工事・塗装工事を主としたリフォームの花咲です。

こちらのお家は思い出がしっかり今後も残るであろうと思います。
一昨年の猛暑に施工を行いましたが言葉も出なくなるような猛暑で、且つ自分を含め3人で屋根施工を行う予定でしたが一人が体調を崩し2人でやることになったのですが屋根が大きいうえに勾配も6寸以上あったので身体に負担がかかり結果として最終日に梯子から降りる時に腰に違和感を感じたと思った瞬間、そのまま滑り落ちるように下に落ちてしまいました・・・。

そうです「ギックリ腰」です。後日、病院に行ったら「ヘルニア」と診断されてしまいました。

最終日だったからまだ良かったものの、まだ施工が終わってなかったらと思うとゾッとしますね。
お客さんに助けを呼んだのを覚えていますよ、はい。因みにこの年の年内は腰を治すのに専念しなくてはいけなくなりました。(因みに今でも腰に爆弾は抱えています)

さて、こちらのお家は元々は屋根外壁の塗装の予定でしたが現調をする為に屋根に登ろうとしたところ軒先に辿り着いた時点ですぐに屋根材に違和感を感じました。もしや「コロニアルNEO」ではないかなと・・・もしその状態でこれだけの勾配のある屋根に登ったら・・・いや、登る事は可能かもしれないけど降りる時にリスクが高いと判断して屋根には上がらずに降りてすぐにお客さんに図面を見せてもらいましたが・・・案の定「コロニアルNEO」でした。

僕が説明する事により営業っぽく思われるのが嫌だったので自身で「コロニアルNEO」を検索してもらった方が信憑性も高いと判断しすぐにそれを伝えました。

どんな屋根かというととにかく割れやすいです。そしてなんの関連性もないのに意図しない場所からどんどんひび割れが酷くなってしまうのです。なので部分補修をしても、今度は全然違う場所が割れてきたりとなって結果として屋根が傷跡だらけになるようなイメージです。
実はこの屋根材、保険会社さんも厄介な代物と思っているようです。昨今、屋根が強風で割れたからと保険会社に問い合わせをしてくるが強風とは関係なく元々割れやすい屋根材なので強風との因果関係が結びにくいと判断されるので保険会社さんもそれを説明して理解を得てもらうのが大変だと聞いた事があります。

以前に違う日付のブログで塗装が出来ない屋根材で「パミール」について軽く触れた事がありますが、この「コロニアルNEO」は塗装が出来なくはないけど塗ってる最中に割れてしまう可能性は大ですよ。当然、割れた部分に関してはコーキングをして補修しますが塗装を終えた後に屋根材は補修だらけになりますがそれを了承してくれれば塗りますよ。という屋根材になります。(ようは「見た目が悪くなりますよ」という事です)また、複雑な形状をした屋根であれば尚更割れる可能性が高い屋根です。(例えば屋根に「谷」と呼ばれる部分があったり「トップライト(天窓)」があったりすると、まず間違いなく割れます。高圧洗浄しただけで割れる事もよくあります。

因みにこの「コロニアルNEO」は今現在から遡って築10数年前後の新築に非常に多いです。

今回はそういった経緯を理解してもらい屋根はカバー工法、外壁は塗装にしてもらえました。

当初予定は屋根壁塗装でしたので、それよりも金額は掛かってしまいましたが今後のメンテナンスを考えたら屋根の塗装を長い間しなくても良くなったので長い目で見ればお得かなと思います。








 

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