悪徳業者の手口
2019/02/26
横浜で屋根工事・塗装工事を主としたリフォームの花咲です。
つい先日(土曜日)の話です。
以前に弊社でリフォームをしたお客さんから電話がありました。
「実家に業者が来たみたいで屋根が壊れてると言ってるみたいなんだけど、怪しいから中村さん見に行ってくれないか?」
という内容でした。
気になったので行く前に2、3質問したのですがその返答を聞いただけで「あ、やばいな」と分かりました。
そして現地に着いてすぐに分かったのが「こりゃ悪徳な訪問業者が好みそうな地形、家だな」でした。
屋根に登って確認しました。
その訪問業者が言うには「屋根の板金のクギが抜けかけていて今にも取れそうだ。このままだと板金が飛んでいってしまう」という事だったのですが・・・・まったくもって問題ありませんでした!確かに数ヵ所クギは抜けかけていましたが驚くほどでもなく金づちで簡単に打ち直しました。
そして一か所だけ「明らかに人が手を加えて少し板金が曲がってる部分はありました」それでも今回は板金が飛ぶほどのモノではありません。
※なかなか見えづらく分かりにくいですが確かに板金部分が外れていたり曲がっていたりというケースは結構あります。
屋根から降りてお客さんとお客さんのご両親に説明しましたが、恐らくその業者の最終着地点は「屋根工事をしつつ外壁塗装を狙っていた」と推測します。
何故なら屋根自体はコケが生えてて劣化していたし、外壁も経年劣化が進んでいたからです。
恐らくその業者の算段としては
①まず板金工事で安く請け負う(とはいえこの業者の金額は驚くほど高かったですが)
②足場を付けるので、足場がついてる弱みにつけ込み「今なら足場がついてるので塗装した方がお得ですよ」と言う。
③あわよくば「板金工事」ではなく「屋根工事」にしてさらに高い工事に持っていく。
※因みに足場がついているのをイイ事に高い金額を設定してくるでしょう。
④そこに現場を作ることにより既成事実が出来るので近所も食い荒らすつもりだった。
正直、呆れるしそのような業者が今も当たり前のように営業しているのが頭に来ますよ。
何より頭に来たのがその実家のご両親の年齢が80を超えていたのです。そのような人に不安を煽るような事を言い工事を促す事が許せないです。
これは僕のスタンスですがあまりにも年を召されてる方にはリフォームを勧めません。
必ず言うのが(口は悪いですが)「先々考えてあと10年以上生きるかもしれないなら話は別だけど、そうでなければそんな事に(リフォーム)お金を費やさず、美味しいものを食べたり温泉に行ったりしてそういった部分にお金を使ってください」と言います。
例えば同居している人がいて(息子夫婦やお孫さん等)、ゆくゆくはその人達に家を譲る気持ちがあるのであればリフォームをしてもイイと思います。
しかし、老夫婦だけで住んでて特にその家を譲る相手がいないのであれば、そこに高額なリフォームをすべきではないというのが自分の考えです。
それでもリフォームをしたいという考えであれば勿論請け負いますが僕は必ずこのことを聞くようにしています。
話が戻りますがいずれにせよ、今回の業者は間違いなく悪徳業者です。更に証拠を残さないように名刺すら渡してなかったようです。
即断即決をさせようとしてたんでしょうね。
取り敢えず、即決せずに踏みとどまり息子さんに連絡をして息子さんが僕に電話してきてくれたおかげで事なきを得ましたがこのような事は日常茶飯事的に色々な場所で起こっています。
・家がたくさん密集している場所
・区画が整理している場所
・街並みの高低差が結構ある場所
上記3つに当てはまる場所はリフォームの訪問業者は好みます。
当然、全てが悪い業者とは言いませんがそのような一部の悪徳業者がいるために同じ目でみられてしまうというのは悲しいものですね。
つい先日(土曜日)の話です。
以前に弊社でリフォームをしたお客さんから電話がありました。
「実家に業者が来たみたいで屋根が壊れてると言ってるみたいなんだけど、怪しいから中村さん見に行ってくれないか?」
という内容でした。
気になったので行く前に2、3質問したのですがその返答を聞いただけで「あ、やばいな」と分かりました。
そして現地に着いてすぐに分かったのが「こりゃ悪徳な訪問業者が好みそうな地形、家だな」でした。
屋根に登って確認しました。
その訪問業者が言うには「屋根の板金のクギが抜けかけていて今にも取れそうだ。このままだと板金が飛んでいってしまう」という事だったのですが・・・・まったくもって問題ありませんでした!確かに数ヵ所クギは抜けかけていましたが驚くほどでもなく金づちで簡単に打ち直しました。
そして一か所だけ「明らかに人が手を加えて少し板金が曲がってる部分はありました」それでも今回は板金が飛ぶほどのモノではありません。
※なかなか見えづらく分かりにくいですが確かに板金部分が外れていたり曲がっていたりというケースは結構あります。
屋根から降りてお客さんとお客さんのご両親に説明しましたが、恐らくその業者の最終着地点は「屋根工事をしつつ外壁塗装を狙っていた」と推測します。
何故なら屋根自体はコケが生えてて劣化していたし、外壁も経年劣化が進んでいたからです。
恐らくその業者の算段としては
①まず板金工事で安く請け負う(とはいえこの業者の金額は驚くほど高かったですが)
②足場を付けるので、足場がついてる弱みにつけ込み「今なら足場がついてるので塗装した方がお得ですよ」と言う。
③あわよくば「板金工事」ではなく「屋根工事」にしてさらに高い工事に持っていく。
※因みに足場がついているのをイイ事に高い金額を設定してくるでしょう。
④そこに現場を作ることにより既成事実が出来るので近所も食い荒らすつもりだった。
正直、呆れるしそのような業者が今も当たり前のように営業しているのが頭に来ますよ。
何より頭に来たのがその実家のご両親の年齢が80を超えていたのです。そのような人に不安を煽るような事を言い工事を促す事が許せないです。
これは僕のスタンスですがあまりにも年を召されてる方にはリフォームを勧めません。
必ず言うのが(口は悪いですが)「先々考えてあと10年以上生きるかもしれないなら話は別だけど、そうでなければそんな事に(リフォーム)お金を費やさず、美味しいものを食べたり温泉に行ったりしてそういった部分にお金を使ってください」と言います。
例えば同居している人がいて(息子夫婦やお孫さん等)、ゆくゆくはその人達に家を譲る気持ちがあるのであればリフォームをしてもイイと思います。
しかし、老夫婦だけで住んでて特にその家を譲る相手がいないのであれば、そこに高額なリフォームをすべきではないというのが自分の考えです。
それでもリフォームをしたいという考えであれば勿論請け負いますが僕は必ずこのことを聞くようにしています。
話が戻りますがいずれにせよ、今回の業者は間違いなく悪徳業者です。更に証拠を残さないように名刺すら渡してなかったようです。
即断即決をさせようとしてたんでしょうね。
取り敢えず、即決せずに踏みとどまり息子さんに連絡をして息子さんが僕に電話してきてくれたおかげで事なきを得ましたがこのような事は日常茶飯事的に色々な場所で起こっています。
・家がたくさん密集している場所
・区画が整理している場所
・街並みの高低差が結構ある場所
上記3つに当てはまる場所はリフォームの訪問業者は好みます。
当然、全てが悪い業者とは言いませんがそのような一部の悪徳業者がいるために同じ目でみられてしまうというのは悲しいものですね。