ある大手ハウスメーカーさん②
2019/02/19
横浜で屋根工事、塗装工事を主としたリフォームの花咲です。
今日は久しぶりにある大手ハウスメーカーの話をします。
数年前に藤沢で起きた事ですが、あるお家がリフォームを考えていて弊社含む数社が残りました。
最終的に弊社と大手ハウスメーカーの2社が残ったのですが、奥様は弊社を選び、ご主人はハウスメーカーを選びました。
最終的にはネームバリューの差でハウスメーカーでやる事が決まりました。
ただ、奥様は最後まで弊社を選んでくれていたようである日わざわざ僕の家まで来てくれて手土産やお手紙を添えて「本当はどうしても中村さんが良かった」と言ってくれました。正直、その気持ちだけで相当嬉しいです。
僕も少なからず関わったので、そのお家を気にするようにしてました。また、当時はそのお家のすぐ近所で(車で5分くらいの場所)弊社も立て続けにリフォームの案件があったので時間のある時に顔を出そうとしてました。
暫くしてそのお家のリフォームはどうなったかなと思い、久しぶりに顔を出そうと思って行ってみたらまだ足場がついてました。実に3か月以上足場がついたままでした。
流石にコレは何かあったなと思い、日曜なら作業してないだろうと読んで日曜にそのお家を尋ねました。
「随分長い間足場がついたままですが何かあったんですか??」そう尋ねると奥様が
「よく来てくれた!本当は電話したかったんだけど中村さんの会社を断ったから電話できずにいたの」と言われました。
何があったのか聞くと
①足場を設置する際に来た職人が外人で言葉が通じない。しかもその際に外壁を壊した。
②家の近くで遊んでた近所の子供を職人の車が引いてしまった。
③全て工事が終わった後に、やり残しがあったから一度取り外した足場を再度設置した。
④以上のようなことがあったのでそのハウスメーカーの藤沢支店(営業所?)の責任者が来て「今回の事は公にしないでほしい」と言ってきた。
流石にそれを聞いた僕は唖然としてしまい、しかも④は絶対にやってはならない事です。
奥様もあまりに不信感が募り、証拠として写真を撮っていたり今回起こった出来事を時系列にまとめていました。
更にはその家の屋根がカバー工事されていたのです。当時、見積もりを作る際にその家の屋根は僕も登って確認していますが全然塗装で大丈夫な家でしたので奥様に「なんで屋根工事したんですか??塗装じゃなくてカバー工事に興味が移ったんですか?」と聞いたら、奥様は「○○社(ハウスメーカー)がこの屋根はもう腐っていて塗装じゃ全然ダメだと言われたの。ウチで扱っている最高級の屋根材があるからそれに変えましょうって・・・」
因みにその屋根材は少なくとも自分が知る限りでは最高級の屋根材ではないです。本当にその屋根材がそのハウスメーカーでは最高級の屋根材というのであれば程度が知れています。
もう何から何まで言葉が出なくなりました。
ここのお家は過去にもリフォームで騙された経緯があるらしいのですが、年齢的に考えても今回のリフォームが最後にうだろうと考え、次こそは騙されないように慎重に慎重に業者選びを吟味していたのを僕は聞いていました。
その結果がこれだという事に対して奥様は「点数で言えば20点もいかない。結局最後もこんな形に・・」
恐らくその大手ハウスメーカーは足場設置に外人が投入されていた事は知らないでしょう。何故なら恐らく下請けではなく孫請けだからです。言葉が通じるのであればお客様もコミュニケーションが取れますが、日本語が通じない時点でお客さんは不信に感じるし、怖くもあったと思います。
一度終えた工事もやり残したことがあるから再度足場を付けるという行為も、しっかり毎日現場に責任者がいれば回避できたことだと思います。
大手になってしまうと毎日どこかの現場が動いています。お客さんも日々目まぐるしく変わり、たくさんいます。今まで関わってきたお客さんがどのような人で、リフォームをするにあたりどのような背景があったか、どのような会話をしたか(世間話でもいいです)覚えてますか?
たくさんいる顧客の一人程度に考えていませんか?
しかしお客さんの立場で考えると「工事をしたその業者が全て」なんです。
僕は今まで関わったお客さん一人一人どのような人か、どのような会話をしたか、趣味の話をしていればどのような趣味があるか、何故リフォームをしたかなどその時の時代背景も覚えてますよ。そういった事を覚えてる事が自分にとっての自慢であり財産ですもの。
少し感情的な文面になってしまいましたが、このような事があったのは当然事実です。
大手ハウスメーカーが嫌いで言ってるのはなく、業界全体の手本であって欲しいという思い、しかし現実はそうではないという・・・言ってしまえば悔しさみたいなものです。
今日は久しぶりにある大手ハウスメーカーの話をします。
数年前に藤沢で起きた事ですが、あるお家がリフォームを考えていて弊社含む数社が残りました。
最終的に弊社と大手ハウスメーカーの2社が残ったのですが、奥様は弊社を選び、ご主人はハウスメーカーを選びました。
最終的にはネームバリューの差でハウスメーカーでやる事が決まりました。
ただ、奥様は最後まで弊社を選んでくれていたようである日わざわざ僕の家まで来てくれて手土産やお手紙を添えて「本当はどうしても中村さんが良かった」と言ってくれました。正直、その気持ちだけで相当嬉しいです。
僕も少なからず関わったので、そのお家を気にするようにしてました。また、当時はそのお家のすぐ近所で(車で5分くらいの場所)弊社も立て続けにリフォームの案件があったので時間のある時に顔を出そうとしてました。
暫くしてそのお家のリフォームはどうなったかなと思い、久しぶりに顔を出そうと思って行ってみたらまだ足場がついてました。実に3か月以上足場がついたままでした。
流石にコレは何かあったなと思い、日曜なら作業してないだろうと読んで日曜にそのお家を尋ねました。
「随分長い間足場がついたままですが何かあったんですか??」そう尋ねると奥様が
「よく来てくれた!本当は電話したかったんだけど中村さんの会社を断ったから電話できずにいたの」と言われました。
何があったのか聞くと
①足場を設置する際に来た職人が外人で言葉が通じない。しかもその際に外壁を壊した。
②家の近くで遊んでた近所の子供を職人の車が引いてしまった。
③全て工事が終わった後に、やり残しがあったから一度取り外した足場を再度設置した。
④以上のようなことがあったのでそのハウスメーカーの藤沢支店(営業所?)の責任者が来て「今回の事は公にしないでほしい」と言ってきた。
流石にそれを聞いた僕は唖然としてしまい、しかも④は絶対にやってはならない事です。
奥様もあまりに不信感が募り、証拠として写真を撮っていたり今回起こった出来事を時系列にまとめていました。
更にはその家の屋根がカバー工事されていたのです。当時、見積もりを作る際にその家の屋根は僕も登って確認していますが全然塗装で大丈夫な家でしたので奥様に「なんで屋根工事したんですか??塗装じゃなくてカバー工事に興味が移ったんですか?」と聞いたら、奥様は「○○社(ハウスメーカー)がこの屋根はもう腐っていて塗装じゃ全然ダメだと言われたの。ウチで扱っている最高級の屋根材があるからそれに変えましょうって・・・」
因みにその屋根材は少なくとも自分が知る限りでは最高級の屋根材ではないです。本当にその屋根材がそのハウスメーカーでは最高級の屋根材というのであれば程度が知れています。
もう何から何まで言葉が出なくなりました。
ここのお家は過去にもリフォームで騙された経緯があるらしいのですが、年齢的に考えても今回のリフォームが最後にうだろうと考え、次こそは騙されないように慎重に慎重に業者選びを吟味していたのを僕は聞いていました。
その結果がこれだという事に対して奥様は「点数で言えば20点もいかない。結局最後もこんな形に・・」
恐らくその大手ハウスメーカーは足場設置に外人が投入されていた事は知らないでしょう。何故なら恐らく下請けではなく孫請けだからです。言葉が通じるのであればお客様もコミュニケーションが取れますが、日本語が通じない時点でお客さんは不信に感じるし、怖くもあったと思います。
一度終えた工事もやり残したことがあるから再度足場を付けるという行為も、しっかり毎日現場に責任者がいれば回避できたことだと思います。
大手になってしまうと毎日どこかの現場が動いています。お客さんも日々目まぐるしく変わり、たくさんいます。今まで関わってきたお客さんがどのような人で、リフォームをするにあたりどのような背景があったか、どのような会話をしたか(世間話でもいいです)覚えてますか?
たくさんいる顧客の一人程度に考えていませんか?
しかしお客さんの立場で考えると「工事をしたその業者が全て」なんです。
僕は今まで関わったお客さん一人一人どのような人か、どのような会話をしたか、趣味の話をしていればどのような趣味があるか、何故リフォームをしたかなどその時の時代背景も覚えてますよ。そういった事を覚えてる事が自分にとっての自慢であり財産ですもの。
少し感情的な文面になってしまいましたが、このような事があったのは当然事実です。
大手ハウスメーカーが嫌いで言ってるのはなく、業界全体の手本であって欲しいという思い、しかし現実はそうではないという・・・言ってしまえば悔しさみたいなものです。